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「ザ・ブリザード」を観たよ

予告編をほとんど観ずに観てきました。観る前の大まかなイメージは“アメリカ版『海猿』”でした。実際に観た後もざっくりな印象は変わりませんでした。

まずは、オープニングのロゴ。今作もひとひねり入ってました。冒頭、51年の暮れにバーニーとミリアムが出会って早々に婚約を決める(展開が急すぎだよ。交際から2ヶ月なんて)と不幸の連続が続きます。2つの船が嵐の中で同時に真っ二つになる。コンパスを失くす。32名の生存者がいるものの救命艇の定員は12人…助けられたのは本当に奇跡でラッキー。60年前にこんな事故があったって考えると恐ろしい。音楽は「グーフィー・ムービー」等に関わったCarterBurwellが担当。砂州超えと劇中とエンディングに流れる”Haul Away Joe”をきっかけにバーニーたちは団結していく。

エンディングではキャストの写真と演じた役の方の実際の写真が並べられ、当時の新聞記事が流れます。本当に起きた出来事であることを改めて感じるとともに、いかに偉大な功績であったかが読み取れます。

驚いたことにミリアムの描写の多くはフィクションであること。恋愛が間に入ることでストーリーに深みをつけるためですかね。作品を通して、「人のために命を掛けて行動することができますか?」と訴え掛けられました。大切な人はもちろんですが、人を助けることは勇気が要りますよね。(参考The True Story Behind The Finest Hours | TIME)

この記事を書いた人
広く深くを目標に国内外のディズニートピックスをウォッチしている学生。2004年に初めてWDWに行く。2016年と2018年の夏には上海へ。プライベートでは映画やミュージカル、アイスクリームが大好き。
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