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フィル・コールソン役クラーク・グレッグが初来日!!『マーベル エージェント・オブ・シールド シーズン3』

12月26日、都内某所で『エージェント・オブ・シールド』フィル・コールソン役クラーク・グレッグ初来日記念ファンイベントが開催された。

12月26日、都内某所で『エージェント・オブ・シールド』フィル・コールソン役クラーク・グレッグ初来日記念ファンイベントが開催された。

まず初めに『エージェント・オブ・シールド シーズン3』第1話が放映され、そのあとにクラークさんが登壇しファンイベントとなった。

 

そもそも「エージェント・オブ・シールド」とは?

『アイアンマン』、『アベンジャーズ』などマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品で度々出てくる組織、「戦略国土調停補強配備局」略してS.H.I.E.L.D.(シールド)。

その組織の活動に焦点を当てられた作品、それが『エージェント・オブ・シールド』だ。主人公はクラーク・グレッグさん演じる、映画『アベンジャーズ』で死んだはずのシールドのエージェント、フィル・コールソン。彼が精鋭チームを率いて特殊能力を持つ人々を保護したり、世界を脅威から密かに守っていく。この作品単体でももちろん楽しめるのだが、数々のマーベル映画ともリンクしていてそれらを知っているとさらに楽しめるという特徴を持っている。

今回シーズン3のリリースに伴って初来日となったクラークさん。シーズン3では次々と人類が特殊能力者”インヒューマンズ”として覚醒し、それによる混乱を収めようと奔走するシールドが描かれるそうだ。

 

ファン待望のクラーク・グレッグさん登壇! 

今回のイベントのメインであるフィル・コールソン役クラーク・グレッグの登壇。

登壇と同時にファンからの盛大な声援が聞こえた。

トーク開始前に「素晴らしい翻訳者の前に座れないよ。笑」と言いながら翻訳者の前を避けて座ろうとし、クラークさんの優しさが垣間見えた。

初来日でまだ到着2日目だったが、既に銀座を訪れていたそうで「素晴らしい天ぷらを食べたよ。」と満面の笑みで語っていた。

この来日で京都に数日に滞在するそうだ。

司会者(みんしる)の「日本語は何を知っていますか?」という質問に「もう知ってる日本語は使い果たしてしまったよ。笑」でも「翻訳アプリを教えてもらったから何でも日本語で聞いていいよ」と笑いながら語った。

次にコールソンの人気の秘密を聞かれると、『アベンジャーズ』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『デアデビル』まで手掛ける巨大なマーベル・シネマティック・ユニバースで観客と同じ、死んでしまう普通のキャラクターとして描かれているのが理由ではないかと答えた。また「SNS上でファンの#Coulsonlivesのおかげでディズニーに多分生きているよと言われたんだ。笑」と付け加えた。

『エージェント・オブ・シールド」のキャストの仲について聞かれ、デイジー役のクロエ・ベネットさんがレオ・フィッツ役のイアン・デ・カーステッカーさんのトレーラーに雪を詰め込んだエピソードを披露。

すると、イアンさんはクロエの車のナンバープレートを「相手を求める不適切な表現」にするという仕返しをしたそうだ。

またクラークさんはコールソンに似てきたことを感じており、コールソンとクラークさんの境界線が曖昧になっていることを告白。

脚本家もクラークさんがとった行動を1週間後の撮影などで、台本に取り入れたりするそうだ。

そしてフィルコールソンの日本語吹き替えを演じる村治学さんも登壇。

村治さんの隣に座ろうとして自ら席を動かし、クラークさんの優しさが再び見られた。

会場には 村治学さん以外にも『エージェント・オブ・シールド』の吹き替え版キャストのメリンダ・メイ役の沢海陽子さん、グラント・ウォード役の花輪英司さん、レオ・フィッツ役の落合祐介さん、ジェマ・シモンズ役の宮下ともみさん、マック役のーーーさんもおり、後方に座っていたが彼らの存在を知ったクラークさんは微笑みながら「命令だ。」と言って彼らを一緒に登壇させた。

ちなみに控室では一人一人に声をかけてきてくれ、一緒に写真を撮らないかと誘ってきてくれたという。

クラークさんは「ロサンゼルスに戻ったら脚本家に東京でのエピソードを作ってもらうようにお願いしてみるよ!」と発言し会場は歓喜に包まれた。

2人に司会者が持ちたいスーパーパワーを尋ねられると、クラークさんは「ダンスの能力」と答えた。

その理由は「娘に自分のダンスを笑われるから。そんな能力を持つヒーローもいないからね。」と冗談交じりに語っていた。

一方の村治さんは「台本の表紙に手を当てると内容を理解し、覚えられる能力」と答えた。

 

クラークさんがシールドのエージェントをスカウト?!

今回、一般人から『エージェント・オブ・シールド』に登場してくる特殊能力を持つ”インヒューマン”にかけて、特技を持つ人を公募し3人が集まった。

1人目は日本の伝統芸能、講談を披露。

講談で『エージェント・オブ・シールド』について語った。

それを見たクラークさんは、講談の特徴である張り扇で調子をとる動作を真似るかわいらしい一面を見せた。

2人目の男性はあるとあらゆる場所・空間をすぐに冷やす能力を披露。

「それシールドやなくてコールドやないかい!」と叫び、文字通り場を凍らせた。

クラークさんは「ミッションで大事なのは有言実行。それを実行する素晴らしい能力だよ。」と評価。

3人目はヨーヨーの技を披露。

クラークさんが「シールドへようこそ!」と日本語で言うと、男性は「緊張で頭がパニックです。」と発言。

彼の緊張をほぐすために「まだ君はレベル1だけどね。笑」と言って会場の笑いを誘った。

※シールドのエージェントには階級があり、レベル1からレベル10まである。レベル1とはまだ階級が低いということ。

 

最後にクラークさんと村治さんから『エージェント・オブ・シールド』の見どころについて司会者から尋ねられた。

村治さんは「吹き替えという職業で完成された作品を何度も見るのですが、普通は何回か見ているうちに飽きてしまったり、粗が見えてしまうが『エージェント・オブ・シールド』は本当によくできていて何回見ても新しい発見、前のシリーズからの伏線やこれからの話に繋がるものがあって楽しい。

皆さんもDlifeで何回か見た後は円盤を買っていただいて何度も見ていただきたいです。」と答え、

クラークさんは「シーズン3はいろいろな展開があるのですが、グラント・ウォードとフィル・コールソンの個人的な戦いでコールソンの大変深い闇が描かれる作品になっています。個人的にも心情的に高ぶる作品なのでみなさんにもぜひ楽しんで欲しい。」と語った。

『マーベル エージェント・オブ・シールド シーズン3』は2017年1月21日21時より全国無料のBSのテレビ局・Dlife(ディーライフ/チャンネル番号:BS258)で放送される。

Dlifeは2017年3月に開局5周年を迎え、「ココで見ル、タダで見ル」をモットーに「わたしの心を動かす、ちょっと特別な日常」を提供している。

ブルーレイ&DVDのセル、レンタルは2月3日に開始される。

(c) 2016 MARVEL & ABC Studios

この記事を書いた人
マーベル、スターウォーズ、ディズニーが好きな高校生。 歌う映画・ドラマが大好物。
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