トンコハウスと20世紀フォックス・アニメーションが、ロバート・コンドウと堤大介が脚本・監督を手がけた『ダム・キーパー』を元にした長編映画の制作を発表!
元ピクサーのアート・ディレクター(『トイ・ストーリー3』、『モンスターズ・ユニバーシティ』、『レミーのおいしいレストラン』)のロバート・コンドウさんと堤大介さんが本長編映画を監督します。
ジェーン・スターツ・プロダクションやブルースカイ・スタジオに 所属し、現在はフリーのプロデューサー、ケーン・リーが制作を指揮。
長編の構想を20世紀フォックスの担当役員、ダーリーン・カマニョ ロケがここまでリードし、今後も引き続き取りまとめます。
トンコハウスが招来した脚本家、ジョン ヘンリー・ヒンケルも本プロジェクトに加わります。
長編映画『ダム・キーパー』の舞台は、短編で描かれた世界の数年後に設定され、短編を観た視聴者から関心の高かった疑問にこたえる内容です。
今回の最新作品は台詞の入ったCGアニメーションとして生まれ変わります!
初期のアニメーションテストも制作されています。
『ダム・キーパー』のグラフィックノベル三部作を現在執筆中で、その第一部は2017年にマクミラン社の奥付であるファーストセカンド・ブックスから出版される予定です。
また、先週にはピッグとフォックスの友情をテーマにした10話のシリーズを日本のHulu(HJホールディングス合同会社)と制作することが発表されました!
監督2人は次のようにコメント!
「ピクサーやブルースカイなどのスタジオで10年以上もCGアニメーションに携わっていたので、僕らの最も得意とする手法で長編映画を制作できる事を楽しみにしています。」
「今、数え切れないほどのアニメーションが存在する市場で、どうやったら際立つことができるかと考えていますが、何か今までにないようなものを作れるのではないかと信じています。
日本に文化的な根をもつトンコハウスだからこそ、東洋と西洋を橋渡しして、豊穣な二つのアニメーションの伝統の良いところを引き出せるのではないかと思います。」
長編の制作が正式に発表されました。
初期のアニメーションテストを観せていただきましたが、3DCGになったことで2Dの時の魅力を失うことなく奥行の表現やフレームレートが高くなった印象です。
20世紀フォックスということで堤さんがピクサー入社前に所属していたブルースカイと縁の深いスタジオですね。
来年には『ムーム』のBlu-ray発売や展覧会の開催も小耳にはさんだり…
具体的な公開時期は触れられていませんが、とても楽しみです。
ストーリーのヒントは2016年春に行われた展覧会に散りばめられています。
詳しくはフォトレポートで各自確認を。