エンターテインメントの夢が集まるメディア

「アーロと少年」を観たよ

実写と間違えるほどの映像美

とにかく映像が綺麗です。水の表現が豊かで本物の川のようでした。草、土、そして地表とCGの進化が顕著に表れています。ピクサーの強みの一つでもある映像美は「ファインディング・ドリー」でも群を抜いているでしょう。

「怖い」を乗り越えるー本当の友情とはー

アーロは怖がりな3人兄弟の末っ子。とにかく「ビビリ」な子供です。「怖い」を乗り越えるためには「怖い」をという「感情」を捨てることではなく、噛みしめること。

つまり、「怖い」と戦わなければいけません。虎穴に入らずんば虎子を得ず。一歩踏み出せるかどうかが重要です。心に刺さる描写でした。

「友情とは何か」ー。アーロとスポットは共に助け合いながら「ベストフレンド」になります。恐竜と人間、もちろん言葉は通じません。

しかし、アクション起こすことで相手は何かを感じるはずです。

大切なのは言葉ではありません。あなたとペットではどうでしょうか。

ライオンキングを観よう

インサイド・ヘッドは人間の「感情」をInsideから描きました。この作品は対照的にOutside in です。他の感情を覗くことで自分の感情を見直してみては。

今作は「ライオン・キング」と通ずるものが多くあります。主人公を強く、たくましくさせるキャラクター。アーロと少年ではのちに「主役」に昇格した彼らとは違い、「ヒロイン」として物語を支えているのが印象でした。

余談

同時上映のサンジャイのスーパーチーム(原題 : Sanjay’s Super Team)はかなり笑いました、衝撃的で。

テレビの中のヒーローは”あの”少女3人組のパロディ。監督の先祖がインド人という。詳しくはこのコラムが良く出来てます。

今作で撮影監督を務めたシャロン・キャラハン氏のトークセッションの模様はこちらから
http://dsta.jp//pixar/2016/03/1244
当日鑑賞前の様子atディズニーストアから公開予定です。

この記事を書いた人
広く深くを目標に国内外のディズニートピックスをウォッチしている学生。2004年に初めてWDWに行く。2016年と2018年の夏には上海へ。プライベートでは映画やミュージカル、アイスクリームが大好き。
SNSでフォローする