日本武道館で2月11日(日)と12日(月)と大阪城ホールで2月14日(水)に日本初上陸となるDisney on CLASSIC Premium『リトル・マーメイド』イン・コンサートが開催されました。
『リトル・マーメイド』イン・コンサートはディズニー映画不朽の名作『リトル・マーメイド』全編を、巨大スクリーンで上映し、豪華アーティストの歌とパフォーマンス、さらには総勢70名を超えるオーケストラの生演奏とともにお届けする極上の“フィルム・コンサート”です。
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本コンサートのオープニングには『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』『塔の上のラプンツェル』『ポカホンタス』『ノートルダムの鐘』など数々の名曲を生み出し、アカデミー賞®8度受賞を誇る、“ディズニー・レジェンド”の一人、作曲家アラン・メンケンが登場しました。
アラン・メンケンは自身のメドレーを弾き語りで演奏しました。
『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』『塔の上のラプンツェル』『ポカホンタス』『ノートルダムの鐘』など一度は聞いたことがある名曲から「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ 」、東京ディズニーシーの「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」から名曲「コンパス・オブ・ユア・ハート」まで熱唱し会場はスタンディングオベーションで包まれました。
オーケストラは「ディズニー・オン・クラシック」でおなじみの「 THE ORCHESTRA JAPAN」、指揮はハリウッド・ボウルの世界初演でも指揮棒を振ったマイケル・コザイン。
ブロードウェイ版『美女と野獣』の音楽監督・編曲を務め、アラン・メンケンの右腕として様々な作品を担当しています。
満席となった武道館のステージには、高畑充希(アリエル役)、KREVA(セバスチャン役)、マルシア(アースラ役)らが登場。
映像に合わせて「パート・オブ・ユア・ワールド」や「アンダー・ザ・シー」、「哀れな人々」などを歌い、大きな拍手に包まれました。
ジャングルポケットの斉藤慎二(シェフ・ルイ役)はコンサート開始前のMCでしっかり持ちネタを披露し観客の笑いを掴みました。
「レ・ポワソン」では見事な熱唱を披露、4月15日に公演予定の「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート」にも出演します。
井上芳雄(エリック王子役)は、同作の劇団四季ミュージカル版より「あの声」「一歩ずつ」などを披露。
ミュージカル版の「もしも(カルテット)」では、高畑充希(アリエル役)、井上芳雄(エリック王子役)、岡幸二郎(トリトン王役)、KREVA(セバスチャン役)が熱唱!
カルテットのハーモニーが会場に響き渡りました。
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本編上映後のスペシャル・ステージには、1989年公開の同作品でアリエル役を演じ、2011年に“ディズニー・レジェンド”を受賞したジョディ・ベンソンが登場。
「パート・オブ・ユア・ワールド」を歌い、2002年以来16年振りとなる来日で、約9,000人の『リトル・マーメイド』ファンに歌声を披露しました。
クライマックスはキャストと観客全員で「アンダー・ザ・シー」を歌い踊り締めくくりました。
リトル・マーメイド の“Part of your world”が大好きで、いつかアリエルとして舞台で歌えたら、と思っていたのですが、まさかの武道館!想像よりも壮大なカタチで夢が叶うと聞き、ぜひ!とお受けしました。
初めてのステージはあまりのお客さんの多さと熱気に、足がガクガクと震えてしまいましたが、素晴らしいオーケストラの皆さんやジョディさん、アラン・メンケンさん、キャストの皆さんとご一緒出来て、身に余る光栄に胸がいっぱいです。
とても豪華なコンサートで、自分も出演しているというより、ミュージカル界1、2位を争うディズニーファンとして、このお祭りに参加している気分でした!
(舞台袖で)アラン・メンケンさんがジョディさんの歌を聴きながら、涙されていて、「リトル・マーメイド」30年の歴史を感じました。
最近、王子役もあまり来ないので、これが“ラストプリンス”かも!?
セバスチャン役の依頼があった時には「面白い!」と、即決でした。
いつもとは違う世界にプレッシャーや不安もたくさんありましたが、
初日を迎えお客様の喜ぶ顔を見て、この舞台に立てる喜びをしみじみと感じています。
正直依頼を断わろうと思いました。
出演者を見て、完全に場違いだと!(笑)
ただ、本当にリトル・マーメイドが大好きでその気持ちだけは大切にしたくて引き受けました。
皆さんと一緒のステージに立てた事に感謝感謝です!ハ〜イ!
初めてのディズニー作品出演で、オファー頂いた時は本当に嬉しかったです。
ディズニーの夢の世界・最高のエンターテイメントの中で生きられるということが嬉しくて、フルオーケストラで歌うという機会も滅多にないですし、すぐに「出演したい!」とお返事させていただきました。
そしてこの「リトル・マーメイド」が世に出た年と、私がデビューした年が一緒だということも、何か縁を感じます。
(コンサート中は) 正直緊張し過ぎて、自分がステージで何をしたのかあまり覚えてないのですが、自分が作ってきたアースラを全力で表現できたと思います。
アースラを知っている皆様の夢を壊さないよう、残りの公演も全身全霊で歌わせていただきます。
学生時代にディズニーランドのキャストとして働いていた位大のディズニーファン!!
そんなディズニーのコンサート、しかもあの、あの、アラン・メンケンさんとジョディ・ベンソンさん(誕生日が一緒なんです!)と同じ舞台に立てる!!
ミュージカルをやってる人間として、まさに夢の様な空間を味わう事はそうそう無いだろうと二つ返事でした。(いつの間にかオウジでは無くオヤジ役ですが…笑)
コンサートを終えて、改めてディズニーの世界観の普遍性とディズニーファンの皆様の熱気にパワーを貰えました。
学生時代から○○年、再び夢と魔法の世界に浸れた事に喜びは隠せません。
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以下簡単な雑記ですので読み流してください。
私自身、実際に観客として参加してきましたが、号泣してしまいました。
子供時代何気なく聴いていたディズニーの名曲、その名曲を作った人が目の前でピアノを弾いて歌ってくれているのを想像してください。
ディズニーが好きだと自覚する以前から生活の中にアラン・メンケンの曲が存在していたことに気付かされました。
D23 Expo Japan 2018開催記念をうたった本公演、「アラン・メンケン ソロコンサート」を濃縮した冒頭のメドレーはイベントに参加できなかった私にとっては大変意義のあるものでした。
本編はミュージカル版の曲が増えたことで作品に奥行きが生まれました。
ミュージカル独自の兄弟関係についての歌などはもちろんカットです。
D23 Expo Japan 2015ではアリエルの日本語吹き替え声優 すずきまゆみの歌声を聴けた身としてジョディ・ベンソンの歌声はとても刺激的でした。
プリンセスはいつまでもプリンセスであることを見せつけられ、ジョディとメンケンが涙ぐんでいるのをみてこちらももらい涙してしまいました。
『リトル・マーメイド』イン・コンサートは生涯忘れることのない大変素晴らしい公演でした。
日本武道館の音響