『オペラ座の怪人〜ケン・ヒル版〜』が東急シアターオーブにて開幕した。ウエストエンドでの「レ・ミゼラブル」上演史上、最年少でジャン・バルジャン役に抜擢され、注目を集める”JOJ”ことジョン・オーウェン=ジョーンズが主役のファントムを熱演する。

『オペラ座の怪人〜ケン・ヒル版〜』が8月29日に東急シアターオーブにて開幕した。これに先駆け、同日公開ゲネプロが行われた。
ウエストエンドでの「レ・ミゼラブル」上演史上、最年少でジャン・バルジャン役に抜擢され、注目を集める”JOJ”ことジョン・オーウェン=ジョーンズが迫力あるファントムを熱演する。
オペラ座を舞台に起こる奇妙な事件と愛の本質を描いたミュージカル
ケン・ヒル版は、劇団四季で公演中、映画化もされたアンドリュー・ロイド=ウェバー版に先立ち、1976年に初演、世界各地でファンを魅了し、日本では過去5回にわたり来日し25万人以上を動員、5年ぶりの来日公演。

1991年のロンドン凱旋公演ではオリヴィエ賞最優秀ミュージカル作品賞/演出賞にノミネートされ、ロイド=ウェバーが同作を手がけるきっかけにもなった作品だ。
【ミュージカル】今夏開幕!『オペラ座の怪人〜ケン・ヒル版〜』制作発表レポート
ガストン・ルルーの原作小説を忠実に描いたケン・ヒル版は、オペラ座の地下に取り憑く怪人と若き歌姫クリスティーンの「愛するがゆえの悲劇」と人間味あふれる描写に注目してほしい。

「高い高いところから」など19世紀後半以降に活躍したモーツァルトやビゼー、ヴェルディなどのメロディーに歌詞が加わった珠玉のナンバーは耳から離れず物語を彩る。

上映時間は休憩含めて約2時間30分、ロイド=ウェバー版とは一味違う「もう一人のファントム」の悲劇とユーモアの融合を劇場で味わってみてはいかがだろうか。
ミュージカル「オペラ座の怪人~ケン・ヒル版~」
原作:ガストン・ルルー 脚本・作詞:ケン・ヒル
日時:2018年8月29日(水)~9月9日(日) 全16公演
会場:東急シアターオーブ (渋谷ヒカリエ11階)
料金:S席11,800円、A席8,800円、B席6,800円
主催:キョードー東京/テレビ東京/読売新聞社 企画招聘:キョードー東京
キャスト
ジョン・オーウェン=ジョーンズ
ヘレン・ケラー
他
公式ホームページ: www.operaza2018.jp
【問い合わせ】キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
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